羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)を再び鑑賞してきました。以前観たのは、日本語吹き替え版の「絶対領界音域」上映と、4DX上映でした。(詳細は以下の記事に。)
今回は、兵庫県尼崎の『塚口サンサン劇場』へ行きました。観たのは中国語音声の日本語字幕版、特別音響上映でした。
吹替版と比べてまず良かったのは、セリフを文字で読めるので、聞き飛ばしてしまっていた内容に気づけたことです。
それから、訳し方によって細かいニュアンスが異なっていたので、字幕と吹替の両方を観たことで、さらに内容の理解が深まったように感じました。
字幕が手直しされていた
字幕は、過去に上映された内容とは違ったらしいです。Twitterでの反応を見ていると、新字幕の方が吹替版に近いニュアンスで、旧字幕の方が原語版のニュアンスに近かったようです。
【「羅小黒戦記」字幕について】
— 塚口サンサン劇場 (@sunsuntheater) 2020年12月7日
現在絶賛上映中の『羅小黒戦記《中国語音声/日本語字幕版》』ですが、字幕とオープニングを新たに更新した<最新字幕版>となります。ぜひ当劇場自慢の<特別音響>と大きなスクリーンでお楽しみください!
上映時間☞字幕15:45/19:55
吹替17:50(1回上映) pic.twitter.com/WOL99Xiebh
かわいいエンディング曲
羅小黒戦記、本編はもちろんいい話ですが、エンディング(ED)曲も良いです。吹替版には、吹替版用の曲が追加されていますが、今回は字幕版だったので、中国語版の曲のみでした。
エンドロールには本編に出てないキャラクターたちが突然出てくるので「え?誰?」となりますが、WEBアニメに登場するキャラです。吹替版ではキャラのセリフも翻訳してくれていましたが、原語版は中国語のままでした。
映画を観終わってからED曲を思い返して聴きたくなったので、動画で観ると、映画とは違うアニメーションが付けてありました。すっごく可愛い!(曲のタイトルはTwitterで教えていただきました。ありがとうございます♪)
劇場ごとに違う音の良さ
うわさには聞いていましたが、塚口サンサン劇場さんは、低音の響きが凄かったです。ファンの間では4DXならぬ「塚口DX」と呼ばれているそう。確かに!低音が響いて座席が振動していました。
今回の作品で比較すると、他館の「絶対領界音域9.1ch」吹替版の方が、細かい音がクリアでキレイでした。あと、音が多方向から聞こえて臨場感がありました。
森のシーンなどに癒しが増すのは、スピーカーのチャンネルが多くてきちんと調整されている映画館。バトルシーンの迫力が増すのは、低音がしっかりした映画館。観る場所を変えるとシーンの味わいの違いがあって、また楽しめます。
大盛況
字幕上映は大人気で、私が行った回は完全満席。その他の回も空きが少ない状況でした。そして、字幕上映用に、吹替版とは違うグッズを取り揃えてあったようですが、上映2日目の上映前の時点でほぼ全て売り切れでした。凄い人気です。
塚口の映画愛
塚口サンサン劇場での上映前の音楽は『晚安喵』でした。この曲は、羅小黒戦記が映画化される前のWEBアニメの頃に作られた曲だそう。上映前から、作品ファンが喜ぶ演出♪塚口サンサン劇場さんのこだわりが凄い!WEBアニメを知らない人でも「ミャオミャオ言ってるかわいい曲が流れてた」と好評のようです。
電影宣傳曲MV《晚安喵》山新演唱版- 羅小黑戰記 THE LEGEND OF HEI
地下にある待合所には、ムゲンのコスプレをしたぬいぐるみが置いてありました。イカダに乗ってる。映画と同じように、鉄の板(っぽいもの)が貼ってある。映画を観た人はキュンとしちゃう、こだわり仕様です。
また、館内の至る所にお手製の上映作品紹介が貼ってありました。シーンの切り取りやあらすじなど、映画愛がひしひしと伝わってきます。しかもこの映画館、上映ラインナップが素敵!他館でやっていた人気作を少し遅れて上映していたり、マイナー作品だったり、過去の名作だったり。近くにあったら通い詰めたくなる上映案内でした。
詳細情報
塚口サンサン劇場(つかぐちさんさんしあたー)
オマケ
映画館近くの食事は、老舗姉妹店3店がオススメ。どこか一つに入れば、姉妹店の他の料理も食べられるのでお得感があります。私は『スパゲティの店タント』で『ピザの店マーレ』のピザを食べました。満足。美味しかったです☆
姉妹店3店のサイト↓
新鮮な素材とその持ち味を大切に|有限会社塚口食品